豆乳とはどういうものか

豆乳は健康に良いと言われています。ダイエットや骨粗鬆症や心筋梗塞、数えればキリがないほど数多くの効能があります。そんな豆乳は便秘にも効果を発揮します。便秘持ちの人には毎日飲んでおきたい、飲み物です。しかし、豆乳と一口に言ってもどのようなものなのか、改めて考えてみると、ぼんやりした印象です。ここでまず、おさらいします。

豆乳とは茹でた大豆をすり潰して絞った際に出る汁です。ちなみにこの汁の残りカスは、おからになりますし、豆乳ににがりを加えると豆腐になります。大豆は栄養価が高く、昔から畑のお肉等と言われています。確かに大豆はどのように加工しても、全て美味しく健康を維持させる食品になるのだと実感できます。体に優しい成分なので、老若男女問わずに食すことができます。とりわけ、豆乳は独自の栄養価が豊富なので便秘に悩む人には是非飲んで欲しい成分が含まれています。

もともと大豆は消化吸収が悪いものなのですが、豆乳になると100%近く消化吸収されるようになります。その為食物繊維は殆ど含まれませんが、そのほかの成分が便秘にも有効なのです。豆乳の食物繊維部分は、おからの方に持って行かれています。もし同時に食物繊維が必要ならば豆乳と一緒に、おからクッキーなどを食べましょう。

例えば大豆イソフラボンは女性ホルモンに働きかけるので、生理前の女性の便秘には卵胞ホルモンを分泌させて、生理前に多く分泌される黄体ホルモンを抑制します。この黄体ホルモンは腸の働きを弱めてしまうものなのです。よって、女性の生理前の便秘が横行しやすいのですが、豆乳を飲めば大豆イソフラボンのおかげで便秘も解消されるのです。また、便秘薬としても使用されるマグネシウムも含まれています。便秘で苦労している人には、摂取したい成分です。豆乳でマグネシウムを摂取すれば人によっては下剤や便秘薬とも決別することができるでしょう。

しかし、これらの便秘に効果のある成分を軽々と凌駕するものがあります。それがオリゴ糖なのです。豆乳にはオリゴ糖があるからこそ、飲む価値があります。

豆乳の中に含まれるオリゴ糖が鍵

オリゴ糖は便秘の強い味方です。腸内の善玉菌であるビフィズス菌の餌になるのです。腸内に善玉菌が増えると、腸内の環境が改善されて行きます。悪玉菌が駆逐されて、便秘のもとになるものが消えてしまうからです。そんな善玉菌の餌になるオリゴ糖は、腸内バランスに欠かせないものですが、豆乳の甘味をを出す糖質を構成しています。

オリゴ糖は小腸では吸収されずに、大腸まで届きます。その為、善玉菌を積極的に増やすのです。大体1日に必要なオリゴ糖が5gほどです。豆乳は100gあたり、0.50g程なので、便秘に効果をあげるには多めに摂取した方が良さそうです。5gを目指して飲めば便通も安定するでしょう。

便秘が続くと、悪玉菌の温床になりますが、そのまま対処しないでいると腸内の腐敗は続き、大腸がんの心配も出てきます。しかし豆乳を飲んでビフィズス菌を増やしていけば、悪玉菌は活動できなくなり消滅します。豆乳をコンスタントに摂取することで、悪玉菌が自然淘汰されていくのですから、飲んで損はありません。プレーン味の豆乳でも、ほのかな甘味が感じられるのは、オリゴ糖が含まれているからです。自然の恵みの甘さが腸内に蔓延る悪玉菌を排除してくれるのは、嬉しいですね。

便秘から解放される豆乳レシピ

毎日の生活の中に豆乳を取り入れるのは意外と容易です。豆乳は料理にも使えますし、飲み物としても他の便秘によく効く食材と混ぜて使えば、かなり効率よく摂取することが可能のなのです。朝、簡単に豆乳を摂取できるレシピを紹介します。

1・豆乳とバナナの便秘解消ドリンク

豆乳とバナナ1本をミキサーにかけて作ります。お好みで蜂蜜を入れても美味しく出来上がります。バナナにはフラクトオリゴ糖が含まれているので、腸内で善玉菌を増やします。豆乳の効果も加わり、朝から排便に良い効果が期待できます。また、青いバナナを使うと、レジスタントスターチが含まれていますから、レジスタントスターチの有機酸によって、腸内を弱酸性にします。すると悪玉菌も抑制されるのです。バナナにもオリゴ糖が含まれていますが、豆乳にもオリゴ糖が多く含まれており、相乗効果で便秘を撃退するのです。

2・豆乳とヨーグルトの便秘知らずドリンク

豆乳とヨーグルトをミキサーにかけて作ります。お好みで蜂蜜を入れたりまたは、パイナップルなどを入れても良いです。ヨーグルトの乳酸菌は朝から取り入れたいものです。豆乳とミックスすることで、簡単に飲むためのヨーグルトが出来ます。味気ない場合はパイナップルを入れてミキサーにかけてもいいです。パイナップルは食物繊維が豊富ですし、消化吸収が良いので腸の中を優しくフォローしてくれます。便秘の時には気持ちがイライラしますが、豆乳とヨーグルトが積極的に、腸内を掃除してくれる傍ら、パイナップルが酸味で美味しさを引き立たせて、苛立ちを沈めてくれます。

今回、ご紹介したレシピの他にも豆乳は極めて合わせやすい飲み物なので、工夫次第では無限に広がります。便秘に効果のある食材と積極的にコラボしてみましょう。朝の時間が楽しくなります。