整腸効果の高いオリゴ糖で下痢対策

下痢になりやすい人に、自信を持っておすすめできるのが、オリゴ糖です。オリゴ糖といえば、どうしても便秘のイメージが強いので下痢の時に敢えてオリゴ糖を摂取しようと思う人は少ないように思います。しかし、オリゴ糖は腸の健康に欠かせない、善玉菌を活性化させてくれるので、腸内全体を正常化する為の起爆剤的存在なのです。

下痢というのは、便が出来上がっていないのに、何らかの理由で便意が起き排便してしまうことで、固形化しない便が出てしまう状態のことです。その原因は様々ですが大腸アトピーであるとか、大腸がんというような重篤な疾患、それに全般性不安障害のような精神病まで多様です。

腸内環境が悪くなると、全身の免疫力も下がってきます。大腸アトピーは腸壁に好酸球性炎症が中心の炎症を起こすことで引き起こされます。アレルゲンが腸内に侵入し、アトピー性の激しい炎症を起こすと、下痢になってしまいます。

この時に腸内は、善玉菌ではなく悪玉菌が優勢なのです。悪玉菌が優勢で、腸壁が弱るとそこにアトピーを引き起こすアレルゲンが侵入した時に、あっさり炎症を許してしまうのです。

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また大腸がんの初期症状でも下痢が出てきます。大腸がんの場合も腸内環境の著しい悪化で、毒素が腸を占領し発がん性物質を腸内に撒き散らすことから発症します。便秘と下痢を繰り返しながら、大腸がんは進行します。これも腸内に善玉菌が多く常駐して、働いてくれていれば避けられる疾患なのです。

こうした直接的な病巣あっての症状の他にも、精神的に参っている時に下痢が起きてくることがあります。全般性不安障害のように、不安感で苦しめられているときにも下痢の症状が出てきます。腸は第二の脳と言われています。

腸内環境が健全であるとき、腸内から生成される幸せホルモン、セロトニンのおかげで、不安感やうつ病の状態は抑えられます。しかし、腸内が荒れて腐敗した便と悪玉菌が蔓延すると、セロトニンは分泌されません。そうなると心の安定が保てずに、精神を病むようにもなり、肉体的な症状としての下痢が起きてくるのです。

整腸効果の高いオリゴ糖を常日頃から、摂取する事で、腸内に劇的な変化が起きてきます。荒れた大腸は元の綺麗な大腸に戻り、便秘の原因菌だった悪玉菌が、生き続けることは困難になります。オリゴ糖の力で腸が元気になると様々な理由で起きていた、下痢も緩和して最終的には、なりを潜めます。

下痢に優しいオリゴ糖レシピ

オリゴ糖を使用したお腹に優しいレシピで、下痢を緩和させましょう。下痢のときには、無理に食べ物を食べない方が良いかもしれませんが、お腹がすいたときに少しずつ食べることで、腸が温まり、下痢を抑制します。腸が冷えることでも下痢になりますので冷え性の人には特に生姜湯の方をおすすめしたいです。

・オリゴ糖入り生姜湯
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生姜は体を温める効果があります。生姜をすりおろしたカップに、お湯を注ぎその中にオリゴ糖シロップを入れて飲むと、腸内の冷えが改善されます。体全体もポカポカしてきますので、慢性的な冷え性に悩む人が飲み続けると血行が良くなります。冷え性による下痢には、簡単で効果も抜群なので継続して飲んで欲しいと思います。

・オリゴ糖リンゴ煮
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リンゴとオリゴ糖の相性は抜群です。リンゴに含まれるペクチンは、腸内を酸性にします。オリゴ糖と同じように、ビフィズス菌を始めとする善玉菌を活性化してくれるのです。作り方は簡単です。リンゴを皮ごとお好みにカットしてから、水とオリゴ糖とレモン汁を加えて弱火で煮ていきます。水気がなくなったら出来上がりです。腸内環境が良くなることで、下痢も改善されます。

この他にも、らっきょうの甘酢漬けなどを、オリゴ糖を使用して漬けると下痢に効果があります。らっきょうに含まれる塩化アリルが下痢を沈めてくれます。その後の腸内環境のフォローもオリゴ糖が、請負いますので鬼に金棒です。

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また、ハチミツにはオリゴ糖が含まれていますが、ハチミツは赤痢菌を10時間で死滅させ、大腸菌やチフス菌も48時間で死滅させるという、強い殺菌力があります。食中毒などの腸炎による下痢には、ハチミツも効果的です。

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しかし、大病の可能性のあるこうした病は病院でも診断してもらった方が良いでしょう。あくまで、補助的に使用しましょう。図らずも下痢になってしまった場合は・・

もともと下痢ではなかったのに、オリゴ糖を摂取したことにより始めて下痢が酷くなったというパターンもあるかと思います。もともと健康体で、便秘もしていないような、綺麗な腸の持ち主が、オリゴ糖を過剰に摂取するとオリゴ糖の中でも難消化性オリゴ糖という、分解されないオリゴ糖の種類が善玉菌を刺激しすぎて、下痢になることがあります。

腸内環境が酷かった場合、オリゴ糖を多めに摂取しても、弊害はありませんがそうではない健全な腸の持ち主が、オリゴ糖を体内に取り入れると、こうした副作用が起きてきます。悲しいことですが、こうした症状が出てしまうのならオリゴ糖の摂取を厳密に管理しなくてはいけません。

目安としては、1日5g~10gです。これ以上摂取すると下痢のリスクが高まります。子供の場合は、2.5g~5gが1日の目安になります。オリゴ糖を摂取して下痢になりやすい人は、目安を守ることも必要です。特に小さな子供に大人と同じだけのオリゴ糖を与えるのは、下痢症になってしまう可能性も否めませんので注意が必要です。