乳酸菌とは?

乳酸菌というと、知らない人はいないくらい知名度の高い菌ですが、その効果を改めて問われると即答できない人が多いのではないかと思います。同じような効能のある、ビフィズス菌と混合されて考えられてしまうことも多いですね。

腸を健康に整えていくという点では、同じなので混合されて考えられても致し方ないかもしれません。しかし、実際は違います。ビフィズス菌は、酸素がある場所では生息できない偏性嫌気性という性質ですが、乳酸菌は人間の腸内のみならず自然界の至るところに生息することが可能です。自由性という面では、ビフィズス菌よりも上をゆく存在です。であるにもかかわらず、腸内ではたったの0.1%しか生息していないのが、乳酸菌です。体内で足りない分は、外から摂取して補うしかありません。乳酸菌は、チーズやヨーグルトなどの発酵食品に含まれています。

乳酸菌の特性は、糖を分解して乳酸を生成することにあります。糖を分解して作る代謝物の50%が乳酸です。ビフィズス菌にも乳酸を作り出す性質がありますが乳酸菌よりも少ないため、乳酸に特化した乳酸菌は、腸の中でなくてはならないものになっています。

乳酸は、悪玉菌を抑制して増殖させない作用があります。また、死んだ乳酸菌はビフィズス菌の餌にもなります。しかも、悪玉菌で傷ついた腸壁の穴を乳酸菌の死菌は塞いで補修する作用もあるのです。乳酸菌は、生菌でも死菌でも腸にはなくてはならないものです。ビフィズス菌のサポート役なのです。

乳酸菌と言えば整腸作用

乳酸菌の効果の一番はやはり、高い整腸作用にあります。腸内の糖分を分解して乳酸を作り出し、腸内環境を整えます。それだけではなく腸の蠕動運動を活発化させたり、便の中の水分量を適正に調節して便が硬くなったり柔らかくなったりを防ぐ役割があります。腸内環境をスムーズに整えると、乳酸菌の働きのおかげでビフィズス菌が元気になり、悪玉菌が優勢であった腸内を、善玉菌優勢に変化させてくれるのです。人知れず嬉しい効果を発揮してくれているのが乳酸菌なのです。

乳酸菌を生きたまま送り込むことで、乳酸を生成するチャンスはグッと増えます。乳酸が作れるようになれば、悪玉菌は日に日に弱まりますが、乳酸菌は胃酸に弱く、そうやすやすと大腸まではたどり着けません。だからこそ生きたまま腸まで届くタイプの乳酸菌が売れています。確かに、生きた乳酸菌が大腸に届かなくては心配ですね。

しかし、死菌も効果がありますから、殺菌済みと表示されている乳酸菌も疎まずに摂取してみてください。生菌と変わらぬ効果があります。理想は生きたま腸に届く乳酸菌を摂取しながらも、通常のチーズやヨーグルトといった食品から乳酸菌を摂取することです。生菌、死菌の両方を満遍なく摂取することで腸に健康をもたらす事ができるのではないでしょうか。

生きたまま腸に届く乳酸菌は主に整腸剤や、乳酸菌サプリメントなどに配合されています。アトピー患者が生きたまま腸に届く整腸剤を飲み続けることで、アトピーの症状が緩和するという効果も多く聞かれます。

大腸の病気からも守ってくれる

悪玉菌が腸内に蔓延するようになると、大腸の中に毒素が溜まってしまいます。主に便秘がその原因になりますが、便秘の時には悪玉菌がここぞとばかりに腸内環境を荒らしています。大腸の腸壁にも傷が付き炎症が起きています。そのまま放っておけばかならず大腸がんに進行していきます。慢性便秘を抱えて十数年生きていくと、ただの便秘症ではすまなくなります。蓄積された発がん性物質は、加齢と共に衰えた腸壁に癌を発生させてしまいます。

大腸の病気を抑止する効果のある、乳酸菌は体内でも作られますが、外部から摂取することも可能な優れものです。長年続く腸の不調を一網打尽にしたければ、乳酸菌を摂取することが大切です。乳酸菌飲料を買い揃えて、毎日のどを潤すために飲んでいるだけで、健康に雲泥の差が生じます。

朝は排便の合図が必ずあります。腸は朝に一度大蠕動運動を起こし、誰にでも便通のチャンスを与えてくれます。しかし、慢性便秘の人はその便意すら感じられずに気持ちの悪いまま1日をスタートさせている人も少なくありません。朝、乳酸菌飲料飲めば、便意が生じやすくなります。効果が感じられるまでには数日から、数週間掛かります。少し長く感じるかもしれませんが、将来大腸に病気にならないためにも根気強く頑張ってください。

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アレルギーを予防

知らない人も多いかもしれませんが、実は腸管には全体の6割もの免疫細胞があります。腸内環境が悪いと、腸の働きだけではなく腸管に存在する、免疫細胞の働きまで阻害されてしまうのです。腸に悪玉菌が増えると、アレルゲンが侵入しやすくなります。腸が弱っていては、ブロックすることもできずに、腸から吸収されたアレルゲンは瞬く間に血流に乗って、全身に行き渡り、アレルギーを発症させます。

乳酸菌はこうしたアレルギーと関係している、免疫細胞Th1細胞とTh2細胞のバランスを速やかに整えて、アトピーにような思い疾患から、花粉症のような季節性のアレルギーまで、広く効果をもたらします。

乳酸菌を摂取したことでアレルギーが緩和したいう、調査結果も多くアレルギーへの効果はかなり広く知られています。花粉症の季節になる前に、乳酸菌を摂取する習慣を身につけていくと、花粉症の季節に目のかゆみや鼻水といった、辛い諸症状から逃れることができるかもしれません。

乳酸菌の効果は底しれません。今現在も多くの研究機関で、日夜研究されています。まだ知らない効果、効能が隠されている可能性は大きいです。腸内から、全身の健康の為に是非摂取していきたいものですね。

乳酸菌にダイエット効果はあるの?

乳酸菌で腸内を健康にすると代謝が上がる

あまり食べていないのになかなか痩せない、ということで悩んではいませんか?ダイエットをしていると、こうした悩みで悶々としてしまいがちですね。同じような努力をしているのに、すごく快調に痩せていく人と、そうでない人がいます。運動も食事制限もキチンとこなしているにもかかわらず、ウエイトダウンできない場合は、もしかしたら腸内環境に問題があるのかもしれません。

よく考えてみると、最近便通が悪いな?ということはありませんか?便秘は3日便が出ない状況で便秘と定義されます。もし3日以上排便出来ていないのなら、そこにダイエットが上手くいかない原因が隠れているのかもしれません。

便秘になると、腸内環境が悪くなります。腐敗した便がそのまま腸内に残留するということで便から出る有害物質が、腸内を荒れさせてしまうのです。出口のないまま便は、腸内にどんどん増えて行きます。すると、便から発生する毒素が腸壁から吸収されて、血液に混じりながら全身をめぐります。血液はドロドロになりますし、臓器を毒素が巡るので臓器も解毒の為にエネルギーを消費してしまいます。本来ならば、脂肪を燃焼させるために残しておいたエネルギーが脂肪燃焼に使われないのです。

便秘が続くと、このようにダイエットが進みません。腸内の健康とダイエットは表裏一体なのです。便秘が解消すれば、代謝も上がりますので痩せやすい身体に変化していきます。便秘にならないように気を配ることで、ダイエットの効率も上がりますので、是非毎日排泄できるようになりたいものです。

ダイエットの効率を上げるには腸内環境を整えることですが、その時に乳酸菌を摂取することをおすすめします。乳酸菌は、腸内にも棲んでいる善玉菌です。乳酸を作ることで、悪玉菌を抑制します。しかし、乳酸菌は腸内に棲む善玉菌の0.1%しか生息していません。悪玉菌が優勢なとき、乳酸菌は最も死滅しやすい菌と言えます。しかし乳酸菌は発酵食品の中に多く含まれていますので、毎日チーズやヨーグルトなどを摂取すれば、自然と取り込むことができます。
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そんな素晴らしい効果をもたらす乳酸菌ですが、弱点があります。それは胃酸で死滅しやすいことです。せっかく取り込んだのに乳酸菌は胃で殆どが死んでしまいます。生きたまま腸まで届く乳酸菌を摂取することが大切です。

しかし、仮に乳酸菌が死んでしまっても、死菌と言って腸内に届く時に傷ついた腸壁に張り付き傷んだ腸を保護したり、他の善玉菌の餌になるので、悲観しすぎなくても大丈夫です。ダイエットをするなら、乳酸菌を一緒に摂取したいですね。生菌も死菌も腸内でしっかりと仕事をしてくれます。

滞留便が排出されるとそれだけで体重が落ちる

便秘になると、大腸に便が溜まっていきます。これを滞留便といいます。腸内に悪玉菌が増えると便秘は更に悪化していきます。本来腸内に生息していた善玉菌のビフィズス菌や乳酸菌は、アンモニアやアミンや硫化水素などの毒素で死滅してしまいます。

硬くなり石のようになった滞留便は、有毒物質を作り出しながら、益々便秘を強固なものにしていくのです。通常、便秘と言われる人で1kg~3kgの滞留便が腸内に留まっています。これを宿便という人もいます。この滞留便を侮ると大変なことになります。過去便秘で死亡した女性がいました。まだ20代だった女性ですが、彼女の滞留便は7kg弱もありました。元々便秘症であったようですが、数日前まではいつもの便秘程度であったようです。推察するに3kg程の便であったのが更に数日で、風邪などで脱水していたこともあり、急激にかさを増し、7kg弱まで便が滞留してしまったのでしょう。

自分は便秘だけれど、命には別状無いとたかをくくるのは危険です。なにかのはずみで体調変化すると便秘は急激に悪化し、命の危険をはらむことになります。便秘の時、滞留便を排出すれば1kg~3kgは落ちます。下腹部が膨らんで張った状態であれば、その張りがぺたんこになります。

ダイエットを本気で志すのあれば、便秘をどうにか改善させることが近道であると心得てください。便が出るだけで体重は減りますし、その後は代謝が活発になるのでダイエットの効果に拍車がかかります。

適度な運動と乳酸菌で効率良くダイエット

ダイエットには便秘を改善させる必要がありますが、ただ乳酸菌を摂取していれば安泰かと言われれば、ノーと言うしかありません。乳酸菌は確かに、便秘になりにくい体を作りますが、それだけで痩せるとうことはありません。痩せやすい体を作るということではありますが、乳酸菌は魔法の菌ではありませんので、自助努力は勿論必要になります。

毎日しっかりと運動をして、カロリーを消費しながら、食事も食物繊維や乳酸菌などお腹に良いものを効率よく摂取しましょう。運動をすると、腸が動きやすくなるので便秘になりにくい体になります。激しい運動よりは、緩やかな継続可能な有酸素運動がダイエットには向いています。水泳やウォーキングなどです。運動中は水分補給も必要になりますから、忘れずに摂取しましょう。

運動後は乳酸菌の入った飲料でお腹に乳酸菌を送り込みましょう。こうした良い循環が生まれれば、ダイエットは成功していきます。

朝起きがけに水を1杯飲むと、腸の蠕動運動が起きますので便意を感じやすくなります。朝から便を出して、その後に運動すれば腸の活動は活発化します。カロリーが低めであれば、朝の起きがけの1杯を乳酸菌飲料に置き換えてもいいかもしれませんね。自分のスタイルを持ちながらも普遍的なダイエット方法で、スリムボディを手に入れて欲しいと思います。

乳酸菌で花粉症を解消!

花粉症は何故起こるのか

花粉が空を舞う季節になると、花粉症の悩みが頭をもたげてきます。くしゃみやかゆみで日常生活に多くの支障をきたします。おもにスギ花粉やヒノキなどの花粉が原因になる、アレルギー疾患です。

花粉が空を舞い、そのうち人間の目や鼻に入ってくると、まずリンパ球が侵入者を感知してIgE抗体を作ります。敵だと誤認した免疫機能が、次に同じ花粉が接触してきた時に、IgE抗体が脂肪細胞と結合して、花粉を追い出すべく鼻水や、くしゃみなどを起こして排除にかかるのです。このときに分泌されるのがヒスタミンです。

また、免疫細胞であるTh1細胞とTh2細胞も花粉症に関わっています。Th1細胞はアレルギーを抑える性質があり、Th2細胞はアレルギー反応を促す作用があります。この二つの細胞のバランスが崩れると、一気に花粉症が悪化してしまいます。

花粉症は子供の患者もいますが、多くは大人の患者です。大人になって暫くして花粉症に罹患したという話もよく聞きます。花粉症になりやすい人は、腸内環境に問題がある場合が多く、腸内の悪玉菌が腸壁を傷つけることで、アレルゲンが腸壁から侵入しやすくなるのです。子供は、慢性的な便秘などといった問題とは無縁の場合も多く善玉菌の作用も衰えていないので、花粉症に罹患するケースが成人に比べて少ないとも考えられます。

しかし、食生活の乱れから腸内環境が既に衰えている子供が多くなっているのも事実です。こうした子供の場合は、花粉症の患者である可能性が高いです。

花粉症を悪化させないためには、対処療法としてマスクやメガネなどの対策や目薬やうがい薬が有効ですが、根本的な解決には体の内側から対処しなくてはいけません。それには、腸内環境を整えることが、近道なのです。

乳酸菌で花粉症が改善される!?

腸内環境を整えることで、アレルギーは緩和されていきます。まずは、便秘にならないようにしたいところです。便秘になると古い便が溜まったまま排出されません。最初は重いとか、気分が優れないといった曖昧な症状であったのが、慢性便秘になると明らかな異変が起きてくるようになります。体臭が便臭に似たものになりますし肌も荒れて、吹き出物が増えてくるようになります。腹痛が増して、腸閉塞や大腸がんになることもあります。

アレルゲンを含む毒素が血液に乗り全身を巡るので、花粉症も益々酷くなります。辛くて、外に出ていられないほどの花粉症のとき、同時に便秘であったと気づくことはありませんか?もしそうなら、腸内環境を一刻も早く正常に戻したいですね。

腸内環境の強い味方と言えば、乳酸菌です。乳酸菌を摂取することで、腸内に善玉菌を増やして、悪玉菌を駆逐するのです。荒れてボロボロになった大腸も元気になり容易にアレルゲンを取り込むこともなくなります。

参考:乳酸菌で善玉菌を増やし便秘を撃退

乳酸菌は、腸壁を死菌になり補修して壁を強くして蘇らせたり、生菌が乳酸を生成し悪玉菌を抑制することで、善玉菌を後押しします。腸内の健康を守りながら、その一方で花粉症を起こしているIgE抗体の生成を抑制します。またアレルギー抑止効果のある免疫細胞、Th1細胞の働きを強めてもくれます。

乳酸菌は花粉症にとっては、一縷の望みと言っても差し支えないと思います。

花粉症に効果のある乳酸菌

ここで、花粉症に効果のある乳酸菌をご紹介します。これらの乳酸菌は市販の食品の中に配合されている場合も多いので、覚えておくと便利です。

L-92乳酸菌

カルピス社の研究によると、スギ花粉シーズンに花粉症の被験者23人のうち、12名にL-92乳酸菌を含む飲料を6週間摂取してもらい、残りの11人にはL-92乳酸菌を含まない飲料を飲んでもらいました。6週間同じように経過観察してみたところ、眼のかゆみがL-92乳酸菌を含む飲料を飲んだグループの方で、明らかに変化がありました。かゆみが緩和されるという結果が出たそうです。Th2細胞が抑制されているということです。緩やかな変化でも、眼のかゆみに悩む人には朗報ですね。

フェカリス菌

NPO日本健康増進支援機構において8週間フェカリス菌の含まれた飲料をスギ花粉症の被験者20人に飲んでもらったところ、鼻かみの回数や眼のかゆみ、鼻づまりが改善されたという結果が出ました。フェカリス菌は、人間の体内から分離した乳酸菌を加熱処理を行い、乾燥させた乳酸球菌です。ほかの乳酸菌に比べて大きさが5分1の大きさで、1ミクロンしかありません。その為大量に摂取できるので、死菌であっても善玉菌の餌として豊富に体内に送り込む事ができるほか、腸壁を守ることができるのです。

KW乳酸菌

キリンビール社と小岩井との研究によって発見された乳酸菌です。花粉症患者96人にKW乳酸菌の粉末を摂取してもらった結果、花粉症の諸症状が改善されました。またマウス実験においても、血中IgE抗体濃度が低下しました。免疫細胞のTh1細胞とTh2細胞もバランスが改善され、アレルギーが緩和させました。このKW乳酸菌はキリンと小岩井からしか発売されていませんので、両社の商品から探してみてください。

乳酸菌は下痢にも効果がある

下痢も便秘も原因は同じ

乳酸菌はお腹に良い菌だと言われています。しかしイメージとしては便秘にこそ良いという印象の方が、より強いのではないでしょうか。お腹の中で便が硬くなり詰まっているな、という時にこそ乳酸菌を摂取する人が多いような気がします。それは、乳酸菌の持つ整腸作用による効果を期待するものなので正しい判断です。と同時に、整腸作用があるというならば、下痢にだって効果があるはずなのです。

腸内が不安定になると、便秘にもなりますが下痢にもなります。自律神経が乱れると、腸はすぐにその影響を受けますから、便秘になる人もいますし下痢になる人もいます。過敏性腸症候群は、腸内細菌のバランスが崩れる事により引き起こされます。この過敏性腸症候群は、便秘や下痢を繰り返す症状がおきるのです。

腸内のトラブルは、意外と簡単なのです。腸内のバランスが崩れることで悪玉菌がのさばり始めて、便秘や下痢を起こすのです。この悪玉菌をどうにかすれば、腸内は元に戻って行くのです。その為には、生活の中で自律神経が乱れないように、ストレスを無くす努力をしたり、規則正しい生活を送る事で腸内環境を整えることです。腸は精神状態や環境左右されやすい、ナイーブな器官なのです。

乳酸菌で下痢を治そう!

過敏性腸症候群の場合は便秘や下痢を繰り返すので、便秘だと思い下剤を飲んだり、下痢だと思い下痢止めを飲むのは危険です。腸内が安定していないので益々便秘や下痢が悪化してしまいます。基本は腸を健康な状態に戻す事なのです。

乳酸菌は、整腸作用が強みです。便秘にも下痢にも効果があります。その時に自分の辛い諸症状に対応するので、乳酸菌の入った整腸剤や、乳酸菌サプリを摂取しましょう。乳酸菌は、乳酸を大量に生成しますので、蔓延る悪玉菌を抑制します。また、死んだ乳酸菌はビフィズス菌の餌になりビフィズス菌を助けることも分かっています。

乳酸菌は生きたまま腸に届くタイプや、殺菌された状態の乳酸菌飲料がありますが、そのどちらにも腸を安定化させる効力がありますから、こだわらずに試してみて欲しいと思います。下痢の時には脱水症状も起こしやすいので水分補給のつもりで、糖分が控えめの乳酸菌飲料などを飲むのもおすすめです。

自分の知らないところで、乳酸菌は腸に届くとそれが生菌であれば、乳酸を作り腸内を安定化させるために邁進しますし、死菌であれば腸壁を保護したりビフィズス菌の栄養素になり、腸を守ります。1週間も飲み続ければ、確実に下痢の症状は緩和されて行くことでしょう。

何故か乳酸菌を摂取すると下痢に?

しっかりと乳酸菌を摂取しているのにも関わらず、下痢になってしまうという人もいます。この場合は、効きすぎていると思ってください。乳酸菌は確実に腸内で、仕事をしているのですがその仕事ぶりが加熱してしまい逆に腸の働きを強化してしまっているのです。

赤ちゃんの腸内は95%が善玉菌です。なので、便も黄色みがあり酸味のある匂いがします。これは便に混入しているものが、ビフィズス菌や乳酸菌だからなのです。お腹の中で乳酸菌の作る乳酸や、ビフィズス菌の作る酢酸がお腹の中で働いて役目を果たしたからこそ、黄色から茶色の便が出て酸臭があるのです。

しかし乳酸菌は働きすぎると、腸の蠕動運動を激しく促進してしまいます。すると、返って便意が強まり下痢が悪化してしまうことがあります。しばらく量を調節しながら、飲み続けていくと腸の方もバランスを取り戻して行きますので、継続して摂取していくことをおすすめします。下痢の時には無理に固形物を食べるのと腸に負担をかけてしまいますから、サプリなどで摂取してもいいと思います。

下痢になったら試すこと

下痢になったら、乳酸菌を摂取しながらも他に試して欲しい事があります。乳酸菌の効果も即効性がある場合と、そうでない場合があります。個々の体質から乳酸菌の効果の効き目に差が出てしまいますから、焦らずに乳酸菌と共に試すことで、より下痢を緩和させて行けるようにしましょう。乳酸菌との相乗効果で下痢の治りが早くなります。

・お腹を温める
腸が冷えると下痢になったり、便秘になります。夏は冷たい飲み物を飲む機会が増えます。さらに室温もエアコンで冷えている場合が多いので下痢の症状が悪化します。兎に角お腹を温めることが必要です。夏でもカイロなどを用意して下腹部を温めましょう。お風呂の中でも、お腹を温めることを大切にしてください。カラスの行水にならずに、じっくりとお腹に熱が行き渡るようにしてほしいと思います。

・リンゴを食べる
リンゴには整腸作用のあるペクチンが含まれています。乳酸菌の配合されたヨーグルトの中にすりおろしたリンゴを混ぜて食べると下痢の症状が緩和されます。リンゴもヨーグルトも腸内を正常化させるのに、効果があります。リンゴは加熱しても栄養成分が損なわれませんので、焼きリンゴなどにしてヨーグルトサワークリームなどを添えてもいいかもしれません。

・油っぽいものを避ける
肉類などを油で炒めたものなどは、腸管に負担をかけてしまいます。下痢の時には、無理に食べ物を食べずに消化の良いものを摂取するのが鉄則です。脂身の多い肉類などは、下痢の症状を悪化させる一方で下痢の症状が改善されたあとは、便秘を誘発することになります。油っぽいものや肉類は程々にして、過剰に摂取するのは弱った腸には百害あって一利なしと心得てください。

乳酸菌でニキビを治そう

大人ニキビは腸内環境の悪化で作られる

ニキビは青春の象徴といいます。10代~20代のニキビは心配が要らない類のものですが、30代以降のニキビは通称大人ニキビと言われています。主な原因としては、ストレスや睡眠不足、それにホルモンの乱れです。こうした肉体と精神の衰えを感じる時に、腸内環境も悪化しています。加齢に伴い腸内にある善玉菌も衰えて減少していきます。

体の免疫力が落ちてくるとさらに善玉菌は弱くなります。腸内バランスが崩れて、乳酸菌を始めとする善玉菌が悪玉菌に圧されて、有害物質が腸に充満していくと、その毒素は体を巡り、皮膚に汗として分泌されます。この毒素が皮膚に炎症を起こしてニキビを増やしていきます。

腸内環境が良い時には、汗はサラサラしていて無臭ですが、有害物質を巻き込んで出る汗はドロッとしてベタつくのが特徴です。そして汗や皮脂が独特の生臭いような臭みを帯びてきたら、赤信号です。その汗は腸から運ばれた、発ガン性物質を含む有害物質なのです。いくら洗顔しても一向に治らないのは、問題が皮膚だけにあるのではないからです。

まずは、腸内環境を正常に戻して行くことが先決になります。腸内環境が整い排便がスムーズになると、自然とニキビの数も減り、ニオイのある汗をかかなくなります。その変化は非常に大きなものです。いかに、腸の健康が肌の健康と直結してうるのかが、分かると思います。

乳酸菌で体質改善をしてニキビ撃退

腸には元々100兆個もの細菌がひしめき合い、まるでお花畑のような様相を極めています。これを腸内フローラと呼びます。善玉菌が優勢であれば、腸内はいつでも健康で体全体も健康に保つことができます。しかし、加齢によって年々腸内環境は悪くなり、そのままにしていたら悪玉菌が優勢になってしまいます。待っているばかりでは健康は徐々に損なわれて行きますから、体質改善の意味も込めて、積極的に善玉菌を摂取する必要があります。

乳酸菌を食事の中に取り入れることで、腸内環境を整えましょう。乳酸菌が腸内に届き、悪玉菌が増殖するのを食い止めてくれます。ニキビを治したければ、腸内環境を整え
体質改善することが、一番早い近道なのです。

ニキビに効果のある乳酸菌とは?

乳酸菌であれば、腸にもたらす効果は同じなので、基本的にどの乳酸菌でも健康に良く腸にも皮膚にも良いのですが、ニキビという難敵により効果的に効くものがあったら、その乳酸菌を摂取したいですね。皮膚に効果のある乳酸菌を紹介したいと思います。ピンポイントでニキビに効果があるわけではありませんが、乳酸菌の中では最も女性のニーズに応えた乳酸菌と言えます。肌の若返りを促進することで代謝が良くなりニキビもなくなることでしょう。

・LB81乳酸菌
最もポピュラーなプレーンヨーグルトに含まれているのが、LB81乳酸菌です。2011年にフランスのパスツール研究所が、日本の研究機関との共同研究の中発見したのがLB81乳酸菌です。肌の老化防止を促し、美肌効果を認めることができました。ブルガリア菌2038株とサーモフィラス菌1131株を組み合わせたものがLB81乳酸菌です。肌の弾力性もアップしますので、ニキビ改善だけではなく見た目の若さにも着目できる、女性には嬉しい乳酸菌です。腸内にも乳酸菌特有の良い働きを行いますので、善玉菌を増やし皮膚へのダメージを食い止めます。