納豆菌が凄い整腸効果

発酵食品と言って、最初に思い出すのは何でしょう。納豆と答える人が多いように予想してしまうのは、日本人だからでしょうか。納豆は日本の誇る、栄養価の高い発酵食品です。美容や健康に納豆というのは最近耳にする言葉です。まず、この納豆といえば、納豆菌ではないでしょうか。納豆菌は整腸作用が高いことで名を馳せていますが、納豆菌1つから16時間後には40億個にまで増加してしまうのです。このように天文学的数字で増殖していく納豆菌は、非常に強い菌なのです。しかも、納豆菌は胃酸で分解されることもないので、生きたまま腸に届くのも嬉しい強さです。

乳酸菌より早く腸に届いた納豆菌は、大豆オリゴ糖を成分にしているので善玉菌の大好物です。善玉菌が積極的に納豆菌を餌にすることで、善玉菌が増やされ、悪玉菌を排除することができます。腸内の悪玉菌がいなくなることで、便秘も解消されます。その素早さと的確さは乳酸菌を凌ぐ程なのです。

納豆菌は胃酸にも強いのですが、熱にも強く100℃でも菌が死滅しません。酸やアルカリ性にも死滅しませんので、頑固な便秘を撃退するのも容易いことなのかもしれません。美味しく食べながら、便秘を解消できるならそれにこしたことはありません。大いに食したいものです。

食物繊維が魅力の納豆

食物繊維が豊富な納豆は、1パックで大体1日に必要な食物繊維を7分1を摂取する事ができます。サラッと食べてしまえば、相当な食物繊維を体内に取り入れることができるので、時間に余裕のない人などには良い食べものです。食物繊維は、不溶性食物繊維2水溶性食物繊維1というバランスが理想的です。納豆は、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維を2:1の理想的なバランスで持っている発酵食品なので、便秘にはこうの上ない食べ物と言えます。便を柔らかくして、排出しやすくする一方で便のかさを増やして蠕動運動を促進するという、二つの効果を持ち合わせているのですから、鬼に金棒です。

納豆の強みは、大豆が本来持っている食物繊維に加えて、発酵段階で新しく生まれた食物繊維が更に加わることで、食物繊維の力が二馬力になっているところです。便秘持ちには堪らない魅力で溢れています。

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便秘にサヨナラ夜納豆の力

夜に納豆を食べる、夜納豆ダイエットというのが話題になっています。しかしこれはダイエットばかりに効果があるといのではなく、間違いなく便秘にも効果があります。夜に納豆を食べると、納豆菌が食後12時間ほど長く働き、血液をサラサラにしてくれます。代謝が活発になることで、とても痩せやすい状況ができます。しかし、便秘も代謝が活発であれば解消のきっかけになるのです。就寝中には成長ホルモンが分泌されますが、それに合わせて納豆に含まれる、アルギニンも活動を活発化させて、成長ホルモン分泌の手伝いをしてくれるのです。成長ホルモンは体の中の傷ついた細胞や臓器の痛みを夜のあいだに修復してくれる言わば、救命救急チームです。

この時に、腸内の悪玉菌を滅するために善玉菌を増やす手伝いをしてくれるのです。夜に納豆を食べることは、こうした成長ホルモンの補佐を受け持つアルギニンを一緒に働かせるためなのです。ダイエットにも効果絶大ですが、便秘にも最高に良い作用をもたらします。朝に食べるのが良いとされてきた納豆ですが、朝も晩も食べて健康になりたいものですね。快便のためにも朝晩1回食すのが理想的です。

便秘解消の納豆レシピ

最後に、納豆を使った便秘解消レシピをご紹介します。納豆にひと工夫加えるだえで、便秘に効果があるので是非試して欲しいと思います。

1・オリーブオイル納豆
便秘に最高の効き目が確認されている、オリーブオイル納豆は作り方は簡単です。納豆にお好みのオリーブオイルを適量混ぜるだけ。オリーブオイルに含まれるオレイン酸は腸で吸収されにくいので、そのまま腸にたどり着き、便秘で固まった便を絡め取りながら、排出させるのです。このオリーブオイル納豆は、モデルなどの芸能人も試している人が多いので一気に広がりをみせた方法です。クチコミの評価も高いのが特徴です。

オリーブ自体は、ギリシャを中心とした地中海文化で根付き、数千年も前の神代の時代から、便秘薬として用いられてきました。美容と健康に格別の効果があるのです。

2・アボカド納豆
先ほどのオリーブオイルの成分、オレイン酸はアボカドにも含まれています。アボカドを切って、納豆を和えるだけの、このレシピもアボカドのもったりした風味と味わいが堪らなく納豆に合います。腸の中に蔓延るコロコロ便を、アボカドのオレイン酸が絡めて排便に持っていってくれますので、慢性便秘で便が硬くて困っている人向けです。わさびを加えると、どこかマグロのような味わいも生まれるので不思議な美味しさです。納豆の匂いもほどよく抑えられるので、納豆が苦手な便秘持ちの人に是非作って欲しいひと品です。

3・キムチ納豆
発酵食品キムチと同じく発酵食品納豆を混ぜるだけのこのレシピも便秘に最強の組み合わせと言っても過言ではありません。納豆菌がキムチの乳酸菌と合わさると、キムチの乳酸菌が納豆菌を餌にして、増殖して行くのです。善玉菌となって、悪玉菌を駆逐していきます。また、キムチのアリル化合物が、ウイルスを撃退しますので、便秘の改善の他にも体を丈夫に保つ事ができるのです。

多様な可能性を秘めた、納豆のレシピを紹介しましたが、納豆はサプリメントにもなっています。どうしても納豆が苦手で食べることが出来ないという場合には、サプリメントから摂取しても良いでしょう。理想は毎日の食事の中に納豆が並べられることですが、関西の人などは納豆を生理的に受け付けない場合も多いので、そういった場合は臨機応変に対処してください。どのような形でも納豆を生活の中に置くと便秘は解消していくでしょう。