満腹感があり肉類を抑える効果が便秘にいい

こんにゃくは昔から腸の掃除屋などと呼ばれて、親しまれてきました。食物繊維が豊富なので、お腹にある残留便を綺麗に排出してくれると言われて来ました。便秘を改善するために、こんにゃくは昔から日本人に愛されてきたのです。確かにこんにゃくは腹持ちが良い事でダイエットなどに置き換え食として使用されてきました。こんにゃくを焼肉のたれなどで味付けして炒めると、お肉のような錯覚に陥るので、ダイエットには最適かもしれません。

そして、便秘にも効果があります。肉類は腸の中で消化が遅く、消化が遅くなることで腐敗が進んでしまいます。すると臭いおならも出ますし、悪玉菌の影響で便秘の状態になってしまうのです。悪玉菌が増えると、善玉菌が劣勢になりますので、腸を動かす力が弱まります。蠕動運動を起こせなくなると益々便秘は悪化するしかないのです。肉類は人間の体を構成するタンパク質が豊富なので、ある程度は摂取しなくてはいけませんが、摂りすぎると便秘になり慢性化が進むと、最後は大腸がんのリスクも高めてしまいます。そうならない為にも、肉類は程々にしたほうがいいのです。

こんにゃくを肉の代用として食べれば、ローカロリーですしお腹にも溜まるので満腹感もあります。食物繊維なので、腸に良い影響を与えるので、やはり便秘には高い信頼性を持ってよさそうです。最近は食べ方も色々有り、より肉のような味を求めるなら氷こんにゃくがオススメです。作り方は簡単で、こんにゃくを1日凍らせて、その後に解凍する
だけです。こんにゃくの水分が減ってドライな雰囲気がまるで肉のようなのです。便秘にもダイエットにも効果抜群です。唐揚げを作ったりベーコンのように焼いたり、食べ方は自由です。肉の食感なのに、現実はローカロリーの食物繊維だとしたら、最高の健康食です。

こんにゃく食べ方に注意!水溶性なのに不溶性

こんにゃくと言えば、グルコマンナンです。水溶性食物繊維だからこそ、お腹の中でゲル状になり、ゆっくりと移動しながら腸に到達するはずでした。コレステロールなどの、有害物質を一緒に排出してくれるので、こんにゃくといえばグルコマンナンだと誰もが思うはずです。そしてこんにゃくが、水溶性食物繊維であると未だに多くの人が信じています。

確かに蒟蒻芋は水溶性食物繊維に分類されています。そしてその中には豊富なグルコマンナンが含まれています。だからこそ、腸のお掃除屋とまで昔から言われて来ました。しかし、この蒟蒻芋をこんにゃくに加工する段階で、水溶性食物繊維ではなくなっているのです。これは蒟蒻畑で有名なマンナンライフやNHKためしてガッテンなどでも、正確に見解を示していました。では何故?と思うでしょう。その鍵を握るのは、凝固剤なのです。こんにゃくを作るときに、固めるための水酸化カルシウムを使うことでグルコマンナンの力は消失してしまいます。しかし、そこで変異したものはなにかと言えば、不溶性食物繊維なのです。食物繊維に変わりはないと言うことです。水溶性と不溶性では、同じ食物繊維でも腸での効果は変化します。しかし、便秘を回復させるのに、水溶性だとか不溶性だとかは全く関係ありません。食物繊維であれば、便秘は改善されます。
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またマウス実験などでも、グルコマンナンを摂取したマウスよりも、こんにゃくを摂取したマウスの方が排便の量が多かったという結果も出ています。形は違えども、腸の掃除屋さんを返上せずとも良いという事になります。

しかし水溶性と不溶性では違う食物繊維なので、効果の本質は異なります。水溶性はゲル状になりゆっくりと、胃腸を移動しながら有害物質も排出することで、腸内環境を整えます。不溶性の場合は溶けないので、お腹の中で水分を吸収し膨らみながら腸の蠕動運動を起こして便通をよくします。こんにゃくは凝固剤により、水溶性から不溶性に変化しているので、痙攣性便秘のようなタイプの便秘には向きません。常に腸が痙攣しているのに更にこんにゃくを食べると、益々痙攣が悪化しるからです。便秘と下痢を繰り返すタイプの便秘には向いていません。

こんにゃくの食べ過ぎは腸閉塞になる?

こんにゃくを食べ過ぎると、腸が詰まってしまい腸閉塞になると言われています。グルコマンナンが水溶性の食物繊維であることからの、説です。しかし現在のところでは、こんにゃくに加工している時点で、凝固剤の影響から不溶性食物繊維になっています。これはありえないと思いましたが、現にこんにゃくを食べ過ぎて、腸閉塞になったという主張も数多く散見されます。ということは、完全に不溶性食物繊維に変化するということではなく、一部グルコマンナンの成分が腸に残るのでは?という仮説も立てられますが、実際のところこんにゃくと腸閉塞の因果関係は不明となっています。他の要因が関係している可能性もあります。

これだけは言えるのは、便秘を慢性的に起こしていると、腸閉塞に進行しやすいので、こんにゃく以前に、便秘を改善させる必要があるという事です。便秘を解消させるために、日々努力をして行きましょう。

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