はじめに

中国の長い歴史の中で培われた、漢方には便秘に効果のあるものがいくつもあります。西洋医学の病院でも、漢方を取り入れた試みをしている所が数多くあります。

とくにお年寄りや妊婦といった、体力に自信のない人たちに処方されることが多いです。比較的副作用の少ない天然成分で、漢方はできていますので、安心感を与えるのでしょう。

便秘に即効性があるかといえば、そうとは言い切れませんが、長い目でみると体質改善に、効果があるので長期戦で便秘を治すには漢方はうってつけなのです。

便秘と下痢を繰り返すなら、桂枝加芍薬湯(けいしかしゃくやくとう)

桂枝加芍薬湯という漢方は、痙攣性便秘と言って便秘と下痢を繰り返すタイプの便秘に効果のある漢方です。痙攣性便秘の場合は、処方する薬に気を使わなくてはいけないので、敢えて漢方の桂枝加芍薬湯を出してくれる病院も多くあります。

痛みに弱い人にもお勧めです。なぜなら、芍薬が入っているので痛みを沈めることに強い漢方なのです。便秘だけならまだしも、下痢を伴う痙攣性便秘は、下痢のせいで腹痛を感じやすいものです。

便秘は冷えによっても悪化しますが、この桂枝加芍薬湯という漢方は冷えから体を守る生姜なども入っていますので、冷え性にはとくに効果が期待できます。夏場の便秘にも効果抜群です。説明書をよく読んで、食前や食間に飲むようにしてください。

水分不足の硬い便に、潤腸湯(じゅんちょうとう)

水分不足でお腹の中でコロコロとした違和感を感じる、便秘特有の症状に悩むなら、潤腸湯がおすすめです。慢性化した症状に効果がありあまり刺激性の強くない漢方なので、高齢者などに処方される事も多いです。また、しつこい便秘に悩む筋肉量の少ない女性にも処方されやすいのが特徴です。

便を潤し、排便をスムーズにしますので、押し出す力の弱い女性や高齢者にも愛好者が多いのです。

ただし妊婦は使うことができません。大黄という成分が子宮を収縮させるために、流産を引き起こしかねないからです。

漢方としては、強い薬ではありませんが、妊婦には刺激が強いので決して飲まないように、気を付けてください。説明書をよく読んで、食前または食間に飲んでください。

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妊娠中の大事な体には、小建中湯(しょうけんちゅうとう)

妊娠中には便秘が多くなります。妊婦の中で便秘による苦痛を言っても赤ちゃんをお腹に宿しているので、医師は下手な薬は使えません。お母さんの血液から、薬の成分を吸収してしまうので、副作用がある場合が多いからです。その為、妊婦の便秘には漢方を処方する場合が多いのです。

その中でも小建中湯は効き目がゆるやかで、刺激が少ないので妊婦に処方されやすい漢方です。腸だけでなく、胃にも効きますから吐きづわりで、胃の中が荒れてしまった妊婦にも胃を整えるので一石二鳥の漢方なのです。

胃腸全体に効果のある、甘草や生姜などが入っていますので、安心して飲むことができます。疲れた時に飲んでも、差し支えありません。便秘はストレスからも症状を起こしますので、疲れやたまったストレスをゆるやかに作用して落ち着けます。

説明書をよく読んで、食前もしくは食間に飲みましょう。

まとめ

漢方は中国で生まれた医学で、2000年もの歴史の下支えにより発展してきました。自然の生薬に頼る医学なので、日本でも仏教伝来と共に伝わって来ました。現代人にも愛好者の多い漢方は、これからも便秘に苦しむ多くの人々を救う役割を担っています。

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