便秘の時、直ぐに出したい場合に浣腸が重宝する

冠婚葬祭でトイレに行く時間がないときや、旅行中に便秘になってしまうと困ってしまいますね。そんな時に即効で治したいという人は浣腸を使うと良いかもしれません。

しかし、浣腸を使用したことのない人は怖いなというイメージがあるかもしれませんね。一体どのように使うのかも分からないという人もいます。

imasia_18106043_M

まずその前に浣腸の説明からします。浣腸とは、肛門に薬液を注入して腸壁を滑りやすくすることで便をスムーズに排出する手助けと、もうひとつは、腸を刺激して蠕動運動を故意に起こし、便通を良くする医薬品です。飲み薬の下剤が、30分~1時間程効果に時間が掛かりますが、浣腸は大体10分程度で効果の程が現れます。急いでいるときや、忙しくて早急に排便してスッキリしたいときに向いています。

はじめは直接肛門に薬剤を注入するので、怖いと思うかもしれませんが、その違和感よりもやっと便が出る、という爽快感の方が勝りますので一度試しに使用してみて感覚を試すのもいいかと思います。

価格は2個入りで300円程度、10個入りで1000円前後になります。低価格なので、割合悩まずに気軽に購入できるのが良いですね。

便秘の重症度で決めたい、市販と病院の浣腸の違い

軽めの便秘から中度の便秘の場合は、自宅で市販の浣腸を使用して排便するのが当たり障り無いでしょう。しかし、重度の便秘の場合は病院に行って受診したほうが良いかもしれません。この時に座薬か浣腸で排便させられることもあると思います。

病院での浣腸による排便は、羞恥心の問題で避けたいと思うのは仕方のないことです。しかし、もし腸閉塞や腸に穴が開き腹膜炎になったら、手術しなくてはいけませんし、命の危険が迫ります。このようにならない為にも、重度の便秘だと自負した場合は迷わず病院に行きましょう。

病院では処置室で、大人用の紙おむつを履くように指示され、看護師に浣腸をされます。その後便意を感じたら、すぐさま処置室に近いトイレで排便という流れになるのが一般的です。市販の浣腸を加減も分からず素人判断で行うと、薬液を注入しすぎて便秘が解消したと思ったら下痢が止まらなくなったという話もよく聞きます。

自分で加減が分からず後で苦しむのが嫌な場合は、熟練の看護師が控える病院がいいでしょう。

imasia_7443452_M

胃腸科や肛門科など、専門医に看てもらうのが安心です。肛門科は痔のイメージが強いですが、便秘と痔は同じ流れの中になる疾病なので医師も看護師も、浣腸にはなれているので安全です。

便秘解消サプリおすすめランキング

知っておきたい浣腸の副作用

即効性の高い浣腸ですが、だからこその副作用もあります。使い方には気をつけたいものですね。まず、副作用のひとつに下痢があります。

市販の浣腸の主成分はグリセリンなので、薬液からの酷い副作用はないと言ってもいいと思いますが、肛門から直接薬液を注入すること自体が腸にはストレスなのです。また腸の蠕動運動がなかなか収まらず、便秘が解消した後も暫く下痢が続くときがあります。

おならなどで、下痢が出てしまうという報告も多々あるようですので、浣腸の後は、しばらく大人用紙おむつなどを使用するのが清潔でいいでしょう。

また浣腸に頼りすぎて、毎回自然に排便をしなくなると、腸の蠕動運動自体が弱くなります。自力で排便できなくなる可能性もあります。毎回の排便時に、浣腸を使うのはやめておいたほうが良いでしょう。

また、極まれに肛門を傷つけてしまい、血中に薬液のグリセリンが混入してしまうことで、溶血されて腎不全を起こしてしまう事もあります。乱暴に扱わずに、丁寧に浣腸することが悲劇を招かないコツです。

こうした副作用の存在も認知しつつ、浣腸と上手く付き合って行くことが肝要です。節度を守り、正しい使い方をすれば急な排便を要する場で活躍してくれます。

浣腸に頼らない便秘改善の秘訣

浣腸を使いたくなる時は、早く便を出さなくてはいけない時ともうひとつは、余りにも頑固な便秘に嫌気がさして辛いからではないでしょうか。できるならそこまで重い便秘になる前に、便秘を解消したいものです。

浣腸に頼らない生活を目指しましょう。ひとたび便が腸の中で硬くなると自力では出せないほど石のように硬くなります。それをどうにか直腸まで移動させて、いざ便意が起きたとしても、そんなに硬い便を排出するのは至難の業です。確実に痔になるのは目に見えています。だからこそ、便秘が悪化してしまうのです。

硬い便にしないためには、まず水分を沢山摂取することです。

imasia_9870802_M

そして便秘にならないように、乳酸菌などを毎日積極的に食事に取り入れること。野菜も嫌がらずに毎日食べましょう。運動も散歩程度でいいので、毎日行います。

imasia_11623212_M

このような地道な努力が便秘を回避しますので、大ごとになる前に実践して行きましょう。こうした生活を続ければ、次第に便秘の回数が減り、浣腸にお世話になる度合いも減るに違いありません。

浣腸のお世話になる前に便秘を解消しておきましょう。