テレビCMなどでよく聞くビフィズス菌という言葉。 ポピュラーな言葉として多くの方がご存知かと思いますが、知名度の割にビフィズス菌が一体どんなものなのかということは知られていません。

ビフィズス菌を、簡単に紹介すると、「腸内環境を整える働きを持つ善玉菌」といえます。 この働きは乳酸菌と同じ作用であることから、広義では乳酸菌の一種とされることもありますが、生物学的分類では異なるものとなります。

また、両者の活躍の場は異なり、乳酸菌は小腸を主戦場としますが、ビフィズス菌は大腸で活躍します。 というのもビフィズス菌は酸素のある場所では生存できないので、呼吸から最も遠い大腸が拠点となるのです。

さて、次にビフィズス菌がどのような働きをするのか説明したいと思います。 ビフィズス菌は腸内善玉菌の代表格で、乳酸・酢酸をつくりだして悪玉菌の増殖を抑制するのが主たる仕事です。 悪玉菌が増えれば、健康状態が害されていきます。

身近なところでいうと、下痢や便秘になりやすい体質の方は悪玉菌が増えている状態にあります。また、免疫力が低下したり、疲労回復が遅くなったりと二重三重に不健康が重なる結果に結びつきます。また、大腸がんのリスクにもつながってくると考えられています。 こうした悪玉菌を退治し、腸内の健康を司るのがビフィズス菌の仕事なのです。

ところで、大腸内のビフィズス菌の割合は年齢に比例して、比率が少なくなるのが一般的です。乳児であれば95%以上の割合を占めるといわれますが、成人・壮年期になれば20%ほどになっているようです。また、老年には更に少なくなります。

これは逆にいうと、ビフィズス菌を増やせばアンチエイジング効果につながるともいえるのです。 腸内環境を整えることで肌の調子が良くなったということを聞きますが、それはビフィズス菌が増えたことによるものと考えることができるのです。

しかし、ビフィズス菌を増やそうと思っても、そう簡単ではありません。 ビフィズス菌は大腸での働きは頼もしいの一言ですが、環境状態に左右されやすい軟弱な性質の持ち主です。 先にもいいましたが、ビフィズス菌は酸素に弱い性質があります。また、胃酸などで死んでしまうほど弱いのです。

ビフィズス菌を増やすためには死なないように効率的に摂取する必要があります。 例えば、胃酸が薄まった状態の食後に摂取するとか、毎日継続して摂取するなどの方法で着実にビフィズス菌は増えていきます。
しっかり大腸まで生きて届けば、必ず健康のサポートしてくれることでしょう。

お腹に良いビフィズス菌にも実は様々な種類が存在する!

ビフィズス菌というと、ヨーグルトの製品名にもなっているぐらい、今では誰でも知っている有用菌の1つですが、具体的にどんなものかと聞かれると、説明することが出来ない人の方が多いのではないでしょうか?何となく「腸に良い」とか「善玉菌」ということはわかってはいても、どんな菌かは正確にはよくわからない、そんな存在かと思います。

また、ビフィズス菌は乳酸菌とは別の菌だと思っている人もいるかもしれません。しかし、実はビフィズス菌自体が乳酸菌の1種なのです。しかし、敢えて乳酸菌とひとくくりにせず、ビフィズス菌として他と区別するのには、ちゃんとした理由があります。

それは、ビフィズス菌が他の乳酸菌と比較して酸素が少ない状態を好み、それゆえ特に酸素の少ない大腸内で活発に活動していることに加え、乳酸菌である以上、乳酸を生成することは他の乳酸菌と同じですが、酢の元でもある酢酸、ビタミンB群、葉酸も生成するという特徴があるからです。特に酢酸は殺菌力があるため、悪性の菌を死滅させる効果に優れています。

また驚くことに、善玉菌と呼ばれる菌のほぼ100%に近い割合が、ビフィズス菌であると確認されています。つまり、善玉菌=ビフィズス菌と言っても過言ではないわけです。

ちなみに酸素が少ない状態を好むビフィズス菌の入ったヨーグルトは、酸素があっても平気な他の乳酸菌でまず牛乳を発酵させて酸素を減らしてから、ビフィズス菌が更に発酵を促すことで、ビフィズス菌を活きたままヨーグルトの中に閉じ込めることを可能にしています。

さて、このような特性のある、乳酸菌の1種としてのビフィズス菌ですが、ビフィズス菌と呼ばれる菌には、更に32種類の存在が確認されています。意外と多くの種類があることに驚かれた人もいると思います。そして人間の腸内にも居ると確認されているのが10種類程あります。

ビフィズス菌の中でも特に胃酸などに強く、活きたまま腸内に届くとされているのが、ロンガム種やブレーべ種と呼ばれる種類のビフィズス菌で、早い段階からサプリメントやヨーグルトに多く使用されています。

他にも、最近は様々な人間の身体に良い、特長のあるビフィズス菌が発見されており、それを配合した製品が出ていますので、自分にあった効果のあるモノを選択することが可能になってきています。

ビフィズス菌を効果的に増やす3つの方法

ビフィズス菌は、善玉菌の一種で腸の中の環境を整えて腸を元気にし、老廃物を排出するのを促す効果もあり健康維持には欠かせない菌です。 具体的には、便秘解消、免疫力向上、美肌効果、動脈硬化を予防するなど様々な効能があり大変注目を浴びています。

さて、そのビフィズス菌を効果的に増やすにはどうしたら良いのでしょうか。その方法を調べました。

ビフィズス菌と乳酸菌を直接摂取する

食べ物を通して直接ビフィズス菌を摂取します。乳酸菌は、ビフィズス菌ではありませんが効果は一緒で更には、ビフィズス菌を活性化してくれる効果があるので積極的に摂りたいものです。ヨーグルトやヤクルトといった食品から取り入れるほかにサプリメントで摂るのも効果的です。特に、腸まで生きたまま届くなどといううたい文句もあるくらい効果が発揮されます。

オリゴ糖を摂取する

オリゴ糖というものは、ビフィズス菌の栄養素になるのですがそのためオリゴ糖を摂ることでビフィズス菌が活発に活動して更に腸内環境にいい影響を与えます。オリゴ糖は食品で言うと野菜に多く含まれています。アスパラガス、玉ねぎ、キャベツ、ゴボウ、ジャガイモなどに特に多く含まれています。中でも多くオリゴ糖を含むのがてん菜という食品です。野菜以外では、大豆製品である納豆、豆腐、味噌、またバナナや牛乳にも含まれています。
なので、例えばビフィズス菌を多く含んでいるヨーグルトにバナナをトッピングして更に飲み物は、牛乳という朝食などはまさにビフィズス菌を大幅に増やし活動させるメニューでしょう。

食物繊維を摂取する

そして、食物繊維も大切です。食物繊維は、消化器官で消化しきらずに腸内まで届きます。そして、オリゴ糖と同じくビフィズス菌のえさになり動きを活発化させることが明らかになっているからです。また、食物繊維は保水性があるので腸内にある便を柔らかくしてくれて便通も促すのです。そうする事で腸内が綺麗になりビフィズス菌のチカラを最大限発揮する事が出来るようになるのです。

人間の健康に欠かせないビフィズス菌ですが意外に身近な食材と方法で効果的に増やすことが出来るのですね。沢山増やして健康的な毎日を送れるようにしたいですね。

善玉菌を増やすにはビフィズス菌や乳酸菌だけじゃダメ?オリゴ糖は必須!

例えば旅行中など生活環境の変化で便秘になってしまったという様な一時的なものと違って、慢性的な便秘で悩んでいるヒトの腸内は悪玉菌が増加して腸内の細菌バランスが乱れた状態になっています。

便秘になると腸内に便が長く留まる影響で悪玉菌が増えてしまうのですが、悪玉菌が増えると腸の動きが悪くなり便秘が悪化するという恐ろしい悪循環に陥ってしまうのです。

便秘と悪玉菌の多くなってしまった腸内のバランスを改善するには、善玉菌を増やす事が大切になります。

しかし、善玉菌を増やすといってもどうすれば効果的に増やす事が出来るのでしょうか。

また、そもそも善玉菌とは何なのか実は良く知らないというヒトもいるのでは?

善玉菌とは何なのか?どうやって増やす事が出来るのか?そしてそんな善玉菌と関わりの深いオリゴ糖との関係についてみていきましょう。

■善玉菌ってなんだろう?

善玉菌は、乳酸菌とビフィズス菌の2つに分ける事が出来ます。そして乳酸菌もビフィズス菌も更に細かく何種類にも分ける事が出来るんですね。

善玉菌=乳酸菌というイメージがありますが、実は乳酸菌は善玉菌の0.1%未満で残りはビフィズス菌が占めているのです。

この2つ善玉菌は腸内を酸性に保ち、有害な菌を殺菌してやっつけてくれるいわば腸内のヒーローの様な存在となります。

■ビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌を食べるだけじゃダメ?

ビフィズス菌や乳酸菌を増やすためには、これら善玉菌の多く含まれたヨーグルトの様な食材を食べると良いと言われていますね。

確かに善玉菌を食事から摂りいれる事は有効的な手段なのですが、それだけでは効率的ではありません。

ヒトや動物が栄養(エサ)がなければパワーが出ないのと同じ様に善玉菌もエサがなければ十分な力を発揮する事が出来ないのです。

だから、いくらビフィズス菌や乳酸菌を補ってもそれだけでは便秘も改善しませんし、腸内の環境も上手く整わないのです。

■善玉菌のエサとなるオリゴ糖も必須!

善玉菌の99%を占めているビフィズス菌、そしてそのビフィズス菌をサポートしてくれるのが乳酸菌です。

そして、乳酸菌よりも強力な殺菌効果のある酢酸を生み出すビフィズス菌のエサとなってくれるのがオリゴ糖です。

オリゴ糖を補うことで腸内でビフィズス菌がやっと活躍する事が出来るようになります。

オリゴ糖は、玉ねぎやゴボウ、大豆やハチミツ、テンサイトウなどに含まれています。色んなものに含まれているオリゴ糖ですが、その含有量は少ないため効率的にオリゴ糖を摂取するために、天然の食材から抽出されたオリゴ糖商品が人気となっています。

腸内の善玉菌を増やしたいのなら、ビフィズス菌・乳酸菌と共にビフィズス菌のエサとなるオリゴ糖も積極的に摂取しましょう。